こしあんルーレット

ヘタレレイヤーさんが趣味のこと書いたりサークルの告知とかをするブログ

コロナ禍と趣味とあれこれ

この記事はFediverse (2) Advent Calendar 2020の記事として書いたものです。

今年一年やれ振り返ると目に見えないものに振り回されまくった一年でした。それはフェイクニュースのような流言飛語だったり、想定外の社会情勢によるストレスだったり誰かの感情だったり、でも一番の元凶といえば目に見えない小さなウイルスの蔓延でした。みんなストレス溜め込みすぎておかしくなっちゃった。
やりたいことができないもどかしさ、先の見えない不安、見つからないはけ口。なんだかんだで趣味ってストレスを溜め込まないために大切なんだなと思い通りにできなくなって初めて気がつきました。

あれこれ今年コロナ禍、パンデミックで何が振り回されたかといえば見たかったものが中止になったり延期になったり、人に表現する場すら失ったり。来年こそはまともになってくれたらなと思う一方で、ワクチンが広まるまでしばらくこの調子かなとおもったりします。
ただ、ワクチンが出来てくれたおかげで少しは希望がもてるようになりました。

このパンデミック、ありとあらゆるカルチャーに影響を与えました。趣味周りでどんな変化が起きたか手短にまとめてみようかなとおもいます。

★サッカーオタク界隈とパンデミックによる変化
J1は第一節だけやれたあと長い休止期間に入りました。6月にやっと再開できたもののしばらくは無観客になり、中継を見るしかなくなりました。夏にやっと生観戦できるようになりましたが、席数を減らして距離を離さざるを得なくなり、チケットも販売制限がかかりました。私がひいきにしてる柏ですとファンクラブ会員限定で11月までチケットを売らざるを得なくなりましたし、ファンクラブ会員でも席数が四分の一以下に減らされてなかなか買えなくなりました。もう一つの大きな変化は声援を出すのがほぼほぼ制限されました。にぎやかな応援歌も大事な楽しみと気分を高めるエッセンスだと思うので寂しいと思う反面、飛沫感染をなくすためにはやむを得ないのかなと。
アルコールのスタジアムでの販売、持ち込みも禁止にしばらくなりました。
最大の変化は気軽にアウェイの試合に行きにくくなったことかとおもいます。
近距離でもアウェイ向けチケットはほとんどのチームが九月くらいまで販売しなかったですし、長距離の移動も憚れるようになりました。
選手やスタッフが感染してしまい試合が延期になったり戦力に大きな影響もありました。柏もコーチ、監督に選手がクラスタになってしまいました。いつもなら秋のルヴァンカップの決勝もそれで来年になってしまいました。元気になって戻ってきた姿を見るまで気が気でなかったのを思い出します。

一方で新しい楽しみ方もファンは模索し始めたように感じます。声援が飛ばない代わりに選手や審判に監督の声やボールの音なんかも聞こえるようになり、戦術などや判定についても声を聞いて推測したりとこの中での楽しみ方を見つけられるようになりました。
珍事としては中継が防災無線の夕焼け子やけや近くの道路のサイレンなんかを拾って、全国にながれたことかと。柏の試合だとスタジアムと住宅街が近いのでよくDAZNが夕焼け子やけを拾ったのとちょうどよく給水タイムとなんどかかさなりました。

★コスプレ界隈とコロナ禍
レイヤー界隈はパンデミックの影響をまともにうけました。2月末くらいからちらほら中止になるイベントが出始めて3月にはほぼほぼのイベントがなくなり6月末くらいに小規模なイベントから復活し始めるまでほとんどイベントがない状態か続きました。町の公民館や広い公園でやるようなイベントから中堅くらいの規模のイベントまでは復活したのですが大手のイベンターだと関東ならお台場のTFTのイベントがやっと明日から再開で、東京ドームシティのイベントなんかは再開の目処がたってません。また参加人数をどこも絞ってて早い者勝ちになっちゃったりして参加したいときに気軽に参加できるようにはまだなってないですししばらく無理でしょう。
最大の披露の場になるコミケ、コスプレサミット、ワンダーフェスティバル日本橋ストリートフェスティバルのような大型イベントについてはことごとく中止となり、私の周りでもモチベーションがなくなってしまった人を多く見かけました。
撮影以外はマスクってルールも多くのイベントでできましたが、撮影時にはマスクは外さざるをえませんしメイクによってはマスクを汚したりマスクでとれてしまうのでなかなか難しいところがあります。
レイヤーさん同士でも大きな変化があり、撮影は身内でスタジオかりてやることで接触を減らそうとしてる人がだいぶふえました。ただ財力と人民のある人くらいにしかそれは難しいところがあります。またガクッと合わせ撮影の募集は減りました。もしコロナ禍がなければいまごろコスフレイヤーズアーカイブの募集掲示板に鬼滅と虹ヶ咲とツイステだけで100件はあったであろう募集が今じゃ全体で20あるかないかです。必要なものを扱ってくれるショップさんも売り上げ落ち込んで大変という話を聞きますし、演劇業界が苦境なのもあいまって、たよりにしてた舞台メイク類(レイヤーさんでも愛用者多いんですよ)の専門店だいぶつぶれたのは痛いです。
もう一つ大きな事象としては写真集をROMとかで売ったりするようなレイヤーさんはイベントがだいぶなくなって、売る場所を模索してる人が多いです。その手のイベントは今年の暮れあたりからちらほら復活してきました。
ただ今年はコミケがなくなってしまったのでエアイベントで売ったり買ったりせざるを得なくなった人は多そうです。私も5月のコミケで売るつもりだった本をエアイベントで売らざるを得なくなり、やっとリアルイベントで売れたのが10月の沼津のオンリーイベントでした。

良ければ冬のエアコミケ、うちの本買って下さい(いきなりの宣伝)
https://www.melonbooks.co.jp/circle/index.php?circle_id=45959

※同人マンガ
これも秋口あたりから小規模なオンリーイベントが再開になりました。大きなイベントもサンクリコミティアが秋から復活したけどコミケはまだ。エアイベントもありましたがリアルイベントがなかったのでマイナーな小規模サークルのお気に入りを見つけにくくなったのは地味につらい。コミケ帰ってこい、まじで。

ほかにもいろいろ趣味はあれど出版物は夏から編集態勢落ち着いたのか休刊も減ってありがたい。趣味を支えてくれるいろんなもののありがたみがわかった一年でした。
体力あればもうちょっと後日かいてみたい。
終わり